台本提供「不言色の蛍」2022 生徒さんたちの感想

8月 31, 2022 in 最新ニュース

10年以上にわたり無償で台本提供を続けている平和学習のための戦争劇「不言色の蛍(いわぬいろのほたる)」毎年全国からお問合せいただき、各地で子供達が上演してくれています。戦争を知らない世代にとって、演劇を通して疑似体験することは、お話しをきいたり映像を観る以上に考えること・感じることが多いようです。

先日、吹田市千里丘中学校で朗読劇として上演してくれた生徒さんたちの感想を一部お届けします。

・戦争は人間が人間じゃなくなる。それは、人間は人を殺し、自ら犠牲になり死ぬために産まれてきたのではなく、幸せになるために産まれる生き物である。

・実際に朗読劇をしてみると、活字では伝わらない想いがとても伝わりました。ー白橋さん死んじゃった。

・人間がいつも平和に暮らしている時の気持ちと、戦争が起きている時の気持ちが全然違う。昔は、今ではありえないことが当たり前のように行われていたことが悲しいと思った。世界は平和になるのが一番だということを改めて知った。

・日本以外の国は戦争を続けているし、日本の中でも争いはおこっているので、この世の中に残酷なものはないと言える日がいつか来ることを信じて生きていこうと思います。

・この時代は、「命=日本のためにあるもの」だったけれど、今は「命=大切にするもの」

・本当にこんなことがあったのかと今でも思います。(中略)今、ロシアとウクライナが闘っている中、あの過ちをくりかえさせないために自分にできることを考えようと思います。

・すごく感動しました。喜久子ちゃんとトメさんの会話が特に感動しました。