不言色(いわぬいろ)の蛍☆台本提供報告
2月 27, 2016 in 最新ニュース
桜人企画で学校公演や児童館公演を行わせていただいている
特攻隊を描いた戦争演劇「不言色の蛍(いわぬいろのほたる)」
山形県のとある小学校6年生の皆さんに台本提供をさせていただきました!
演じてくれた6年生の子達の感想をいただいたので一部抜粋して掲載させていただきます。
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(特攻隊員の役を演じた男の子)
僕がこの劇を通して感じたことは
たくさんの死者をだし、家族を悲しませるだけだと思いました。
戦争のことをわざわざ劇でやらなくてもネットで調べれば大体でてくるのかもしれない。
しかし劇を通してなくなっていった若い人たちのきもちがわかりました、
遺書には何も思い残すことはないと書いていても
死にたくないというきもちには嘘をつくことができないのだと思いました。
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(ひめゆり学徒の役を演じた女の子)
私はこの劇を実際してみて、命はすごく大切なんだなあと思いました。
戦争は決して忘れてはいけないんだなあと思いました。
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(ナレーター役の男の子)
ぼくの役はナレーターでとってもセリフが少なかったけれど、
どの役も大切だと思いました。
このげきでは命の大切さがすごく感じたと思います。
特攻隊員の人たちがただ国のためにしんでいくというところが
すごくいのちのありがたみなどがわかりました。
このげきでは命を大事にして生きてほしいということを教わりました。
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(トメさんの娘を演じた女の子)
この劇をやってみて私は戦争のときは昔の人はみんな大変だったんだなあと思いました。
そしてかわいそうだとも思いました。
みんな普通に暮らしたいのに戦争というこの世にあってはならないものがあったのはいけないと思います。
そんな戦争があった時代に生きぬいて、私達に命をつないでくれた人達がいたことで私達は今、ここにいる。命をつないでくれた人に感謝しないといけないという思いがこの劇を通して改めて思いました。
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他にもたくさん感じたことを感想の用紙いっぱいに書いてくれていました。
この劇を書いてよかった。
上演し続けてきてよかった。
依頼してくださった先生、そして演じてくれたこどもたちの心に残った種が
これから先、未来に広がっていきますように・・・