【不言色の蛍 福知山公演 終演しました!】
11月 14, 2024 in 未分類
福知山の人権ふれあいセンター開催の『親子ふれ愛まつり』に招いていただいて、『不言色の蛍(いわぬいろのほたる)』上演させていただきました!
演劇の前にオープニングで子供達の太鼓サークル『翔輝』の太鼓演奏があったのですが、すごく感動しました!太鼓演奏では、6年生のリーダーらしき男の子が『水平社の精神を込めて演奏します、戦争が1番の人権侵害です』というメッセージを伝えていて、太鼓にそんな想いを込めて叩いているんだと感銘を受けました。
演劇は、子ども向けに少しアレンジした部分にも素直に反応してくれたり、過去に向かう最初の音楽に『この音楽悲しい、泣きそう』と言っていたり、素直な反応と真っ直ぐな瞳で観てくれました。
劇の後に風船を使った共生のワークショップをやりました。3つのチームにわかれて、それぞれのチームは国の名前をつけて、それぞれの国がミッションを行うのですが、風船の取り合いになって、『今どうしてました?』ときくと、『争ってた』と言っていました。それで、2回目は争わないためにはどうしたらいいかを話し合ってもらいました。劇を観るだけでなく、体験的なこのような活動もセットにしていただけることは、子どもたちに深く心に刻まれるので、とても有り難かったです。
客出しの際、子供達から自主的に手を振ってくれていたのがとても可愛らしかったです。地域に根付いた、このような場所があることは、子供達にとって喜ばしいことだなと感じました。
また、職員の皆様のTシャツの背中に『人の世に熱あれ 人間に光あれ』とプリントがあり、水平社のことを帰りの電車で調べたら、水平社博物館って奈良にあるんですね!いつか訪れたいと思います。
私も9年ぶりの福知山で、会館の方々のあたたかいお人柄にふれ、演劇を続けていることで、普通では出会えない出会いができる、その魅力を再認識しました。
お弁当をはじめ、フランクフルトや鈴カステラ、戦後80年に向けて戦争のことを考えるためにと出してくださった、ふかし芋まで、あたたかいおもてなしで迎えて下さった、ふれあい人権センターの皆様、ご出演の皆様、ありがとうございました!
個人的には、単線の電車がぷち鉄として景色も含め乗り心地よく、最後はトムとジェリーのラッピング電車にも乗れるというぷちご褒美をいただきました。
『不言色の蛍』は、学校公演など、各地に出向いた公演を行なっております!色んな子供達との出会いを今後も願っています。
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